第１５回声楽アンサンブルコンテスト全国大会が出発前日に地震の影響で中止になり、福島への思いを馳せながら準備を急ピッチで進めました。卒業生の皆様のお力も借りてたくさんの方にご尽力頂き、念願であった大ホールでの演奏会が開催できました。ウエスタ川越は響きのとても良いホールで、客演指揮に大阪から高嶋昌二先生をお招きして、３年前に取り組んだ「夜もすがら」を新生コーラス部の初期メンバーである先輩方とも一緒に演奏できたことは非常に感慨深かったです。飯島奏人さんのチェロの音が心地よく大ホールに響きました。
第①部のコンクール報告演奏は思い切り練習の成果を発表できました。第②部のゲストステージとパート紹介は当日会場にお越しくださった方にしか味わえない時間だったと思います。アメリカの作曲家Jacob Narverudさんからの音声メッセージも届き会場で披露させて頂き、第③部は２０２３年度の全日本課題曲G1G3、新曲披露と千原英喜先生作品集と充実の内容をお届けできたかと思います。
感極まってこみ上げる涙の３年生、その姿は最後まで誠実にやりきった意志の強さと実行力、保護者の方の絶大なるご支援が心にダイレクトに伝わるものでした。会場ロビーでのオープニング、エンディング映像（ＱＲコードはダウンロードされましたでしょうか？部員とのつながりのある方は聞いてみてください）も滞りなく上映できました。また来年多くの皆様にお越し頂けるよう、新生埼玉栄高等学校コーラス部前進して参ります。今後も応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
